国際貢献
 海外の農業支援で派遣されていた青年が、闘争の途中、殺害され遺体が確認されたと、伝えられている。
 事情がよく理解できないでいるが、NGO団体の派遣で、強い志望により、短期大学で学んだ成果を生かすべく、応募したというではないか。

 NGOというから、政府派遣による自衛隊の給油措置とはことなることながら、民間団体による国際貢献のひとつの形ではあろう。
 報道取材のため危険地域に突撃し、取材姿勢が相手国に問われて、拉致・殺害されたのとは、異なるのであろう。

 国際貢献、自衛隊の海外派遣。国から給与をもらったものが死傷事故にあったら、政権が崩壊すると伝えられたことがある。
 今回は民間人の営為であるから、「政権には責任がない」。政府はそういうのことかもしれない。

 NGOといえども、国際貢献。自衛隊員とは異なる民間人であるからといって、国は海外で活躍し、地域貢献している国民の海外活動について、安全を保障し、生命・財産を守る義務はないのであろうか。また、その生命・財産が犯されても、守ることに出来なかった点について、責めを負わないのであろうか。

 自衛隊員ならその犠牲に対して、遺族年金が給付されるであろうに。
 民間人では、生命も安全も守られることなく、事故死で扱われ、年金もなし、や。自衛隊に、民を守る役割は、なしや。