五輪終盤
 規制と大騒ぎのなかの感動。今日で終了。秋風の到来とともに聖火が消える。

 聖火リレーの開始期。どうなることかと思ったチベット紛争の表面化。会期中、なにごともなければと世界が見守ったが、あと、閉会式まで24時間を切った。

 ほっとしているのは政権首脳かもねー。安全が確保されたと、政権の巻き返し。餃子問題が国内にもあったことが後からあきらかにされ、すんなりパンダ貸与がきまったのも五輪がスムーズにすすむための、日本に対する配慮であったか。ガス油田開発問題は、どうなるのか。

 感動はソフトボールと4×100リレーか。反面、負傷選手が増えてきたことは、どうなる?。マラソン、野球。

 野球といえば、ストライク・ボールの判定。国際基準と国内プロ野球界とのそれに開きが?。強化試合も日程化できない寄せ集め集団には、厳しい道が。
 大リーグが五輪にそっぽをむいていた理由もなんとなく伝わる。

 反面、柔道の男子が不振で「御家芸」が取り沙汰された。野球発祥のUSAが銅メダル。よかったのではないの?、「伝統を守れた」。
 スポーツの功績で兵役免除。どうなんだろう、兵役をそもそもなくしては。
 
 平和の象徴五輪。国同士の戦いは五輪の場で。それがスムーズに行くなら、軍備も不要のはずながら。しかし、五輪が蹂躙、五輪が無力であった時代もある。
 閉会式まで、考え続け、その後を見守りたい。