事件
 秋葉原殺傷事件。痛ましい。犠牲者となった方の通夜が、あいつぎ営まれている。事件の背景も少しずつ明らかになり、容疑者の「思い込み」が、微妙に重なり合っているいるのではの印象。

 それにしても、派遣社員に人員整理の話。直接、関係はなかったらしいが、そこに「思い込み」のめぐり合わせが、不幸に重なる、幼少時からの成績優良者が、意に反して正規雇用の中にはいりこめない。本人には、「生まれてきて、良かった」の実感が得られない。実は、そうした思いをいだく人、多いのではないだろうか。

 折りしも容疑者の両親が、記者団の前に姿をみせた。「犠牲者の方に、なにをしますか?」。容赦ない質問が、浴びせられる。母親が、「座り込んだ」と、報じられた。子が傷つき、母も傷ついている。

編集 十六夜 : まったく同感です。