寝台特急
 昨夕配達の夕刊。トップ記事は「消えゆく寝台特急」。

 来年3月のダイヤ改正にむけJR各社の運行計画がまとまったと、報じている。それによると、西日本の関西圏と九州、大阪と東京で廃止路線があるほか、北海道ー上野、青森ー大阪は路線が減便されると、報じている。

 この秋のダイヤ改訂でも、「まりも」(釧路ー札幌)が、週末のみの運行に減便され、週日の運行はなくなった。乗降客、利用者の減少が要因とされるが、寝台夜行列車がビジネス向け旅客から、マニア向け旅客に転じたためか。

 ビジネスの社会では、寝ている時刻に運ばれ、ホテル・旅館代が節約できると、よく利用された。列車の高速化がすすみ、日帰り出張が増えたうえ、無理なたびをつづけないで、ホテルに投宿するようにもなった。ビジネススタイルの変化、無理をしない日程、出張旅費も削減された。

 まりも、十和田、日本海、銀河、あかつき、出雲。利用させてもらった。さびしい思いもする、が。