春はあけぼの


春は曙。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて
紫だちたる雲の細くたなびきたる。「清少納言」枕草子より。

春はあけぼのが趣深い。段々と白くなってゆく山際が少し赤身を帯びて、
紫がかった雲が細くたなびいている所が趣深い。

春がきたというのに雨や曇りが続いていた。
今日は珍しく晴れて小鳥達のさえずりが聞こえて嬉しい。

川の水もさらさら流れ、空気が澄んで心地よい。
ツツジ祭りも終わり、今日は百合祭りが開催されている。

大石公園に行けば1万個の百合が満開に咲き誇って、
今では地域の風物詩となっている。

百合は香りが強く、爽やかな春風に乗って
少し離れていても匂いが漂う。

少し無理をして風邪気味で眠くてたまらない。
抜歯の3日後に髪を栗色に染めてしまったのが原因かもしれない。

髪の伸びるのは早く後ろ髪は背中まで届くほど長く伸び、
近いうちにカットしなければと予定している。

今日は、東京の親戚の人から辛い電話を受けて
ショックを受けてしまう小心者の私である。

私は、可愛そうな話を聞けば嫌な事を嫌ですと断れない
優柔不断な点があり、一人で悩み苦しんでしまう。

心を癒してくれるのは、やっぱりお花かもしれない。
物事をはっきり決断するのも、自分次第なのに。