夏日の公園



昨日、25度の夏日になり陽光のまぶしい1日だった。
本来なら口腔外科の予約日なのに恐くて来週に延ばす愚図である。

私は、痛い治療が嫌で整形外科にも行っていない。
50肩も眠る事が出来ない程痛いのに我慢をしている。

昔は虫垂炎の手術をしても付き添いなしで当日の夜に
一人でトイレに行ったり一人で自宅に帰って来た。

小さい手術等は一人で病院に行き、誰も頼った事はない。
「度胸がいいね。」で通っていたのに臆病になってしまった。

明けて今朝も太陽の日差しが強い昨日と同じ夏日になり、
日中に外出するのを避けて午後5時前に公園まで行った。

公園は、いつものように小鳥のさえずりが聞こえ、
樹木独特の匂いが漂っていた。

真っ黒に日焼けした主人は午後は公園で将棋をしている為、
静岡の不動産屋から電話がきた内容を知らせて
買物を済ませ住まいに向かい歩き始めた

右手の握力がないので左手に買物袋とバックを持ち、
信号機のない所で様子を見ていた時、

「叔母さん、渡りましょう。」隣の人を見れば
その方も同じ年位の叔母さんなので少し腹が立つ。

あの奥様に叔母さんと言われて良い気持ちはしない。
でも仕方ないわ、叔母さんだもの。

いっぱいの花々に囲まれて清々しい空気を吸って帰宅した頃は午後6時半。
茜色の夕焼け空に灰色の雲が小鳥の群れのように浮かんでいた。

春夏秋冬、咲いているハイビスカスの花が夕日に染まり、
住まいのハイビスカスも早く咲くようにと鉢植えを見る。