時の流れ 
もう神無月も残すところ10日たらずになってしまい、
清々しい時節の時の流れのはやいこと。

「将棋の試合に行く!」一週間前から聞いていた話も、
二泊三日、一泊二日とくるくる変わり、
今日、旅だった主人が羨ましい。

彼は、来週も××会の旅行が有って忙しいと一人で喜んでいた。
自由奔放に生活できる彼を心のなかで怒りながら、
昼食用のお弁当を持たせて笑顔で見送った。

私も本心は一人でいる方が気楽で楽しい点も有るけれど、
娘さんが居るのでマンション工事が終わり彼女が引っ越す迄は、
色々な面で気遣いしている。

主人の前で彼女の事を悪く言わない、
彼女の前で主人を悪く言わないように心がけている。

そして父娘が会話している時は傍を離れて、
お風呂磨きをしたり、台所掃除をしたり、距離をおいてあげる。

大切な父娘の会話に邪魔をしないようにと自分に言い聞かせ、
主人と二人だけの時に、自分の意見をどんどん言ってしまう。

主人には、言いたい事を全部吐き出して、
後で言いすぎたかしら、と反省をしたりの連続の日々。

この頃、急に寒くなり、もう少しで山も紅葉すると思う。
風も少し冷たくて庭の金柑もたわわに実った。