梅雨前線
今年も6月中旬から7月になっても日本列島は雨季に入っている。
低気圧が、北海道の南東海上を北東に進み、

北日本の上空に寒気が流れこむ。
そして北海道や東北北部は大気が不安定になり雨になる。

梅雨前線が停滞したり、北上したり、南下する度に
九州は、長い間大雨が降り災害が起きている。

土砂崩れが起きたり、大洪水が起こり、
人の心まで水浸しになってしまう。

それでも人は水浸しになった心を自分で励まし、
土砂降りになっても自分がつかんだ一筋の道を歩いて行く。

何もなかったようにどんどん歩いて行けば晴れの日に出会う。
今朝は雨上がりの爽やかなすごし易い朝だった。

真っ青な樹木の隙間から陽光がきらきら輝き、
思わず深呼吸をして心まで明るくなり笑顔がこぼれた。

明日から再び、梅雨前線が追いかけてくるかも知れない。
その雨は私に対して厳しい雨になるかも知れない。

もう一ヶ月近く続いている梅雨が更に1週間か、10日、
前線上に低気圧が発生して進んだり、暖湿流が続いたりしながら
居座っていると思う。

北上したり、南下したり、低気圧が加わったりを繰り返し
まるで一人の人を三人で追いかけるようにやってくる。

短日は寝不足になりがちで欠伸(あくび)が出ちゃう。
欠伸を噛みころして生活をしている。
どんな大雨が降ろうと一筋の道に向かって歩いてゆきたい。