幸せって 
幸せって自分が一番良く知っている事。
不幸というのも自分が一番良く知っている事。

私は、今迄の人生で初めて自分で選んだ道を歩いている。
その前は、自分で自分の人生を選んだ事はない。

少女時代から自由もなく学友と遊ぶ事も出来ず、
行く先々で親が私の人生を勝手に決めたレールの上を
歩いて来た。

一緒懸命に与えられた仕事を頑張り
転んでも転んでも立ち上がって気がつけば体重が30キロ。
その時は疲れていた事も気づかず夢中で走り続けていた。

あの頃は、季節の暑さも寒さも何も知らずに仕事が生き甲斐で、
10本の指が全部あか切れになり絆創膏を貼っていた。

20代の若さでお化粧する暇もなく、お洒落をした事もない。
それでも××ちゃん!と声を掛けられ、
優しくしてくれた人達がいた。

若さって良いなあと思う。
でも、中年には中年の美しさが有り、これからが青春だと
自分に言い聞かせて生活している。

どんな境遇になろうと何時も呑気に振る舞い立ち直りも早い。
未来に希望をもって一段ずつ階段を上ってゆきたい。

今朝から静かに雨が降っていたが雨も時には強く降る。
主婦になって暇があるから暖かい寒いと季節を感じられると思う。

幸せって判らないけれど自分で決めた道を歩いているならば
何の不満もない。