海は大荒れ
夜の風は冷たくて身体の芯まで冷えてくる。
ひゅうーひゅうー吹く強風の昨夜、雨戸をカタカタ鳴らし、

海の方から大きな波音が聞こえていた。
波は5~6メートルくらい高いとの事。

風音がうるさくて深夜3時頃目覚めたが、再び眠ってしまった。
今朝6時起床した頃、黄色赤と紅葉した葉も風に飛ばされ
どんどん散っていく。

この寒い朝、あの人は眼一杯のお洒落をして出かけようとした所、
「どこに行くの?」「××へ行って来る。」用件を尋ねた時に
答える時は半日くらいで帰る事は判っている。

しかし「たまには好きなようにさせてくれ。」何時も自由にさせて
いるが、用件の済んだ後にもう一軒寄った事は
彼の表情と其の後の行動が物語っていた。

私は、郵便局に用事があり行って来たが海風が冷たかった。
富士山の上に傘雲が掛かり又、雨が降ると髪をぼさぼさにして
我家に帰って来た。

こんな日は、暖かい物を食して身体を温めよう。
今夜、雨が降ろうと直ぐに暖かな晴れの日がくるから、
どうせ過す一日ならば笑顔で振る舞いたい。