夏の海 
私が、初めてこの町の駅に下りた時、潮の香りがした。
電車からバスに乗り換え、一旦海岸で下車して

潮の匂いが漂うなか、広大な海に魅せられた。
綺麗な海で散歩をしながら、犬が飼えたらいいなと想像してしまう。

今朝は7時半から、この海の海岸掃除が町内で行われた。
一軒に一人が出席するので我家は、主人が出てくれるとの事。

海に行きたい思いもあり、一緒に出かけて海岸を見て帰ってきた。
海岸は余り汚れもなく、涼しい風が吹いて青い海が気持を癒してくれる。

何処の地方に行っても、海の姿は違う。
賑やかな海、誰もいない静寂な海、楽しい気になる海、

そして波の音さえ寂しく聞える海、母のように優しい感じの海、
父のように険しい岸壁のある海。海にも色々な形が有る。

今日は、梅雨の晴れ間が戻り蒸し暑くて汗を流して家事をしていた。
三度の台所仕事は、顔が真っ赤にのぼせてぼーっとする。

梅雨が明けたら、今夏は暇さえあれば海に行きたいと思う。
大きな波しぶき、涼を感じさせてくれる夏の海が好きだから。