風の向こうに 
昨夜は、風の強い大荒れの天候だった。
大きな船の汽笛の音がボーッと聞えた後、

漁師さんの船だろうか、汽笛の音が賑やかに聞えていた。
海は時化ていたのだろうか。

遅く寝たせいか今朝は、寝坊して6時過ぎ起床。
将棋大会に出席する主人は、珍しく早く起きて張り切っていた。

私は、公民館に習い事を申し込みに行って来た。
我家に帰っても一人なので頂き物の本を読んでいた。

なんと高校生が成長していく「ひまわり」だった。
何でも親に買って貰える生活には困らない男子高校生の

考えや行動が書かれてあった。人と人との大切な絆、
それは、お互いに相手と向き合う気持がなければ絆は生まれない。

主人公は、あれが欲しい、これが欲しいと言えば何でも買って貰った。
でも、本当に欲しい物は手に入らなかったの書き出しから始まる。

こういう本を読んだ時、この高校生は幸福で自由があり羨ましい。
時代は変わっても、私は親に欲しい物は何も買って貰えなかった。

珠算塾に行きたくても、塾生の姿を見ては貧しさ故に諦めていた。
ご飯におしょう油をかけたり、友達と遊ぶ暇等なかった。

人は、裕福な家庭と貧しい家庭には差がある事を少女時代に知り、
親を恨んだ事もあった。その後、努力をすれば幸福になれると

昼夜、働いて経済的には普通の生活が出来るようになった。
そして、暖かいご飯が食べられるだけで幸福だと思っている。

亡き父母に食べさせてあげたい。美味しい物を見る度そう思う。
今日も友人が筍を持参してくれ、「有難う!」と感謝をする。