波音が聞こえるお墓
今朝は、朝寝坊し7時起床。
洗濯を終わらせ部屋のお掃除をしていた時、お寺のお坊さんが
9時に来たので慌てゝ主人を呼び、長女も二階から降りてきた。

15日に来て頂く事は判っていたが、時間指定がない為、何時に来るか、
見当も付かずに「順番から行けば昼前だろう!」と主人のいう言葉を

信じて居た所が、急に朝9時になってしまい、お布施を用意している間に
お経を唱える時間は、たったの5分くらいで終わってしまい。

お経を5分唱えただけで高いお布施代を支払った。この地方は、お寺の
お坊さんと言えば一目おいている。

主人と遅めのお墓参りを済ませる頃は、涼しい海風が吹きはじめ、
ざざーっざざーっと押し寄せる波の音が聞こえる海を眺めて

「お爺ちゃん、お婆ちゃん、奥様、天国では仲良く暮して下さいね!」
拝んだ後、小さな声で呟いた。

美しい海、富士山を眺めながら、三人が天国で幸福に暮せる様に
願い、涼しい風を胸いっぱいに吸い、我家に戻って来た。

白、薄ピンク、濃ピンクの秋桜が咲きはじめた光景を見つけた時、
もう、秋も近いことを知る。