私は歩く
数日間、降り続いた雨は夕方止み、辺りが明るくなり
清々しい風が、ふわふわ吹いて灰色の空の隙間から青空が

所々に見える。今迄、梅雨前線が停滞したり、北上したり、
南下する度に、寝不足続きの私は、心が水浸しになっていた。

其れでも、水浸しになっていた自分自身を励ましながら、
将来の目的に向かい、一歩ずつ歩いて行く。

例え、土砂降りの雨が降っても旅に出ようと考えた。
遠方から来る知人達と会い、一夜でも大声で笑えば、その後

きっと梅雨前線も消え、太陽の輝く夏が来るはずである。
夏が酷暑になっても、将来の目的に向かい、一歩ずつ歩いて行く。

明日はきっと晴れる。しかし、期待はずれに雨が降るかも知れない。
其れでも、ひたすら、歩いて行こうと思う。

自分が信じた道を、例え、人に何と言われようと私は歩いて行く。
自分の為に、そして、周りの人達を助けながら歩いて行く。