精心描画
 実家にいる間、ちまちまと小さな絵を描いています。
 手元にある写真を見乍ら、蝙蝠やら桜やら描いてます。

 蝙蝠の絵はずっと前に実家の雨戸の戸袋に迷い込んでいた蝙蝠の写真を元に。桜は何年か前に撮った根尾谷の淡墨桜の拡大写真を元に。
 手元に画材もペンタブも何も無いのでノートPCのタッチパネルを使って指でちまちまちまちま描いてます。

 蝙蝠の絵は下手っぴでしたが、ぼかして縮小したらそれなりにサイトの素材として使えそうな感じになりました。
 でも、桜の方はうまくいかず。
 淡墨桜をモデルにしてたのですが、花弁が多くて何度描いても桜っぽく描けません。描き込んでいくと妙にぼてぼてした変な花になっていきます。

 淡墨桜はエドヒガンザクラという種類の桜で、咲き始めの蕾は薄い桃色なのですが、満開に咲き誇れる頃には花弁の色が白色に変じ、散る間際には淡い墨色になる桜です。
 僕はその散り際の淡墨色になった桜が好きで、描いてみたかったのですが…僕が描いた淡墨桜は風情もへったくれもないぼってりした花にしか見えません。

 面倒臭くなったので描く対象をエドヒガンザクラからソメイヨシノに変更したらあっさり桜っぽいものが描けました。
 もうちょい精進したらエドヒガンザクラもそれらしく描けるようになるのかも。