雪中君子
 今朝は窓から洩れる光の眩しさに目が覚めました。
 起きて窓を開けると外は雪で真っ白に覆われてました。
 珍しいこともあるもんだと暫くぼーっと雪を眺めてましたが、雪の京都を観に行こうと知人に誘われて昼過ぎには外に出掛けました。

 知人達と徒歩でぐるぐる見て回り、幾つかの寺社でもう梅が咲いているのに気付きました。
 雪に濡れつつ咲く梅の花は、どれもが枝に積もった雪とともに耀いて見えました。

 梅の別名は「雪中君子」。または「雪中高士」ともいいます。
 雪の日に今年初めての梅の花を見れるとは。
 何だか得した気分です。