脚下照顧
 今日、友人に預けた侭だったものを受け取りに会いに行ったのですが、途中で変なものを見掛けました。
 僕は東大路の五条から三条の間を歩いて居たのですが、何故か道に黒飴の包み紙が等間隔に落ちていたのです。
 明らかに黒飴のだとわかるあの黒い包み紙が、ぽつんぽつんと歩道に…。

 最初は「誰かが飴を食べ乍ら此処を歩いたんだろう。包み紙を落としたのに気付かなかったんだろうな。」なんて思ってたけど何かがおかしい。
 何故だか四五歩おきにその包み紙は落ちているのです。
 こんなに包み紙を落とすほど、一気に飴を食べる人なんているんだろうか。
 観光客のグループが集団で同じ飴食べ乍ら移動したんだとしても不自然過ぎます。

 結局、包み紙の列は僕の下宿の3m手前まで続いてました。
 一体あれは何だったのだろうか。

編集 佳馨 : なるほど!オチがうまい!
編集 e.t. : 少年探偵団では?