誰かに
 とうとう見てしまいましたよ、冬のソナタ。一話分だけだけど。

 今迄僕は極力冬ソナを見ない様に気を付けていました。
 放送が終わるまではNHKで放送される時間帯を確認して絶対NHKにチャンネルを変えないよう気をつけてました。冬ソナの小説版も読まないように、見る度に見なかった事にしてました。
 盆に実家に帰省した折に母が冬ソナ関連の本やらDVDやらを揃えて、如何に冬ソナが面白く魅力的なドラマであるのかを語ってましたけど、それも脳内スルーしました。

 避けに避けまくっていた冬ソナですが、とうとう今日、第一話分が無料でShow Timeにて配信されてるのを見てみました。
 避けてたけど、何故か粗筋は全部知ってますよ。
 余りに何度も何度もメディアや周りの人の口から冬ソナの話を耳にした所為でしょうけど、見たこともないのに重要な場面でどの人物がどういう行動を取るのか知ってます。
 例えば第一話で柵の上を歩くユジンが、手を差し出したサンヒョクに、特別な人とでないと手を繋がないと言って手を取るのを断わる場面とかも知ってましたよ。
 見た事無かったドラマなのに「ああ、これがこうなのか」と今迄聞いてた話がどんどん頭の中で繋がりつつあります。

 見て判ったのですが、冬ソナって可也年齢設定に無理があるドラマだったんですね…。
 何話か見ていれば10年後に舞台は変わり、年齢設定も俳優の実年齢相応のものになるのでしょうけど…そこまで見る気はありません。
 如何見ても20歳代か30歳代の男女が高校生を演じるのを見て、Beverly Hills 90210の1st seasonの頃のAndreaやDylanの演技を思い出しました。
 90210で高校生役をやり出した時のAndrea役の俳優の実年齢は30歳を越えていた筈。
 それでも、90210は最初こそ違和感が大きかったけど、見ているうちに俳優が老けているのに慣れました。

 見慣れればはまるドラマなのでしょう。
 見慣れてないから僕はひいてしまったけど、ね。