FFXI子猫日記
 「センスを磨くのにゃ」、「一輪のお花さんが欲しいにゃ」、「お庭にお花さんを植えたいにゃ」、「キレイな石ころりんなのにゃ」。
 上記はFFXIやってる人なら判ると思うけど、モグハウス出口拡張クエストの名前です。

 「センスを磨くのにゃ」はバストゥーク港のクエスト。居住区前のValah Molkotという自称「ピュアレディ」のミスラの子供に、欲しがってる赤い花、アマリリスを渡すと抜け道を耳打ちしてくれて居住区出口が拡張されるというものです。
 同様に、「一輪のお花さんが欲しいにゃ」はウィンダス石の区の居住区前のOjha Rhawashにライラックを、「お庭にお花さんを植えたいにゃ」は北サンドリアの宿屋前のKuu Mohzolhiにマーガレットを、「キレイな石ころりんなのにゃ」はジュノ港の居住区前のZona Shodhunに黄石を渡すとモグハウスの出口が拡張されます。
 四つのクエストでアイテムを渡す相手のNPCは全て子猫(ミスラ)。貢物を渡すとどの子猫も可愛いい反応をするのです。
 特にバストゥーク港のValah Molkotを僕は気に入ってます。「あの赤いやつ」を欲しがるその子猫に肩透かしに花以外のアイテムを渡してよこすと、子猫は「ボクのココロはこんなもんじゃ動かされないのにゃ―!!」といい、「あ、これ。いらないから、返すにゃ、ほい。」とそっけなくつき返してくるのです。
 カーネーションならどうだろうと渡してみたところ、子猫は「こんなのはキホンにゃ。ボクが喜んだからといって得意顔になるのは、まだぬるい証拠なのにゃ。」とか「ボクをメロメロにしたかったらアマリリスさんくらいでないと。」なんて言いつつも、「……まぁ、このお花さんは遠慮なくいただきますにゃ。らんらら〜〜〜♪」と花はちゃっかり受け取っていきました。
 そして、最後にアマリリスを子猫に貢いだところ、嬉しそうににぅにぅ云いながら「時々でいいから今日みたいにボクを感動させてほしいにゃ……。居住区に行くついでに……面倒だったら抜け道教えるから……。」と耳打ちしてくれました。

 因みに、バストゥークのモグハウス出口拡張クエスト修了後にまた子猫にアマリリスを渡そうとしたら、「そんな何回ももらったらボクのピュアハートがお花さんに慣れちゃって感動しなくなってくるですよ。」なんて云われちゃいました。
 「まぁ、誰しもこうやってヨゴレてオトナになっていくですよ……。悲しいけれど、これがタブン真実なのにゃ。」と冷めた目で語る子猫に唖然としていたら「まぁこのお花さんでココロを癒してくださいにゃ。はい、返す。」とアマリリスを返されてしまいましたよ。
 子猫を喜ばせようと思っても貢物はもう受け取ってくれないみたいです。残念。