啄木の本名、国道391号線の愛称 釧路湿原シニア大学第10期バスツアー230725
 啄木の本名、国道391号線の愛称 釧路湿原シニア大学第10期バスツアー230725

 行程119キロメートル。走りつづけて2時間30分の行程。
 往復の車中は恒例、各班の企画プレゼンテーションで有意義に過ごす。
 2,022年に続き、「くしろ検定」からの出題が、今期も検定合格済受講者のお方が担当されて進行。

 (問い)「石川啄木の本名はなんといいますかー」。(女性の声で)「石川一 いしかわ・はじめ だと思いま~す」。(進行係)「正解!!」。
 (問い)「しからば戸籍名はなんと呼んだでしょうか」。(答え)「・・・・・・・・?」。暫く沈黙が続く。
 進行係の方が申す「工藤一 くどう・はじめ」というそうです。「父が曹洞宗の僧籍をもっていたので、母方の姓を名乗ったそうで~す」。

 車内に名解説が流れてゆく。次は「今、走行中の国道391号線の愛称はなんと呼ぶでしょうか」。
 いかがでしょうか?。「野上峠を境界に、弟子屈・標茶方面は『摩周 ましゅう 国道』、小清水・清里方面は『小清水国道』と言いま~す」。
 車内に進行係のお方のスムーズな声が流れて、ツアーは順調にすすむ。

 「くしろ検定」。2008年2月に始まり2021年2月は実施されないまま、終了となった。
 主催団体は地域報道機関に駆け込んで後継を一度だけ託したらしいが、該当社は話にのっていない。
 「終了は惜しい、再度、立ち上げを」。そうした声は、少しずつ高まる。

 補助金や助成金があるうち。その間は、事業を続ける。
 しかし、終了するとほどなく冬眠状態に入る。自力で支援し、育てる力量の不足するところ。
 ましていわんや、開発する意欲も投資する力量も、乏しい。