「プロバカンダ映画・皇民化・南方特別留学生」 「大東亜共栄圏の3年8カ月 映像の世紀バタフライ」nhkG 230424
 「プロバカンダ映画・皇民化・南方特別留学生」 「大東亜共栄圏の3年8カ月 映像の世紀バタフライ」nhkG 230424

 インドネシアではある伝説が残されている。
 12世紀、東ジャワを支配していた王様=ジョヨョボの助言。
 「北の方から黄色い人々が責めてきて」「白い人を追い出してくれる」
 「黄色い人々は我が王国を支配するが」「それは短い間でトウモロコシの花が咲く前に去って行く」。

 欧米の植民地からの解放、独立。日本は救世主として大東亜共栄圏構想を掲げ同化政策をすすめる。
 1)プロバカンダ映画
 2)皇民化-宮城遙拝・最敬礼
 3)南方特別留学生-日本に派遣し指導者として

大東亜共栄圏 欧米の植民地支配からアジアを解放するというスローガン。太平洋戦争において日本がインドネシア、ビルマ、フィリピンなど東南アジアの人々に、1)日本精神を強要、2)現地の秀才たちを日本に協力する指導者として育成する「南方特別留学生」として日本へ送り込み、3)同化政策をすすめつつ各民族独立のスローガンを掲げて南下した日本軍を、正当化する構想。
共栄圏には、日本を盟主とした共存共栄の自給自足共同体。

 (番組案内) https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/blog/bl/pwNd0m2dAp/bp/p9d5Wlr21D 1942年3月、日本はオランダ植民地だったインドネシア・ジャワ島を制圧。​宣伝班を率いた陸軍・町田敬二(当時中佐)は、​インドネシア人の団結を鼓舞した。
 「インドネシアの民衆は、手に手に民族旗をひらめかせて​天地も崩れるばかりの大歓声をあげながら、​熱狂して踊り回ったものだった。 ​各民族独立のスローガンを掲げて南下した日本軍は、​この瞬間においては、確かにアジアの救世軍であり盟主でもあった」