食の革命 10年後私たちは何を食べている? nhkBS1 2022年10月2日放送 <img
食の革命 10年後私たちは何を食べている? nhkBS1 2022年10月2日放送

1)ドイツ 「人工的牛乳」、
2)イスラエル  「植物性代替肉」
3)デンマーク 「多年生小麦=中間ウィートグラス」、
4)フィンランド 「空気中から作るタンパク質」

ヨーロッパでは今、食糧品ベンチャー企業による新食品開発がすすみ、それは「食の革命」と呼ばれているらしい。
地球規模ですすむ「気候変動」のみならず、人口規模の増大による食糧危機に備えた対応。
イスラエルでは食糧自給率が70%を超えていても、政府は危機感のもとに食糧品ベンチャー企業への国家投資をすすめている。
バイオテクノロジーを駆使した「植物代替肉」「乾燥や寒さに強い小麦」「太陽光・風力・水力の発電で空気から取り出せるたんぱく質」。

フランス料理の本場=パリに所在の百貨店。その食糧品売り場。
ある意味、<飽食>を象徴する時と所で、食資源の危機に対応して二つの命題。
二つの命題のその一は「地産地消」、次にその二が番組で主題とする「新しい食材の提供」なのだ。

(番組案内)
環境への重い負荷が指摘される牧畜や漁業。干ばつなどの気候変動に直面する穀物生産。食を取り巻く環境が厳しさを増すなか、私たちの食は、いったいどのように変わっていくのか。
わずかな細胞から大量の肉を生み出す「培養肉」の最新技術や、3Dプリンターを用いた未来の調理マシン、過酷な環境下でも育つ夢の穀物など世界の先端をゆく現場を、ドイツ、デンマーク、イスラエルに訪ねていく。