摂理に知恵との共生、自然保護・里山に人類の思いあがり、歩いて迷いを読む200729
摂理に知恵との共生、自然保護・里山に人類の思いあがり、歩いて迷いを読む200729



 生涯学習資源をいかした「地域のにぎわい」創設=広島市東区「二葉の里歴史の散歩道」。

広島市東区ー広島駅新幹線口を出発地に、毎月28日「二葉の里歴史の散歩道」五コースが催行される。

江戸時代に成立した城下町の「史跡・文化財・原爆遺産」に、近代都市ならではの「七福神めぐり」は<新しい意味づけ>に相当。

史跡・文化財・原爆遺産を生涯学習資源として、「地域のにぎわい」創設に結節するのか。

この事業は「広島駅北区画整理事業」として進められた。街路、公園、下水道が整備され、あわせて「生涯学習資源をいかした<地域のにぎわい>創設」のプロジェクトとして、同時に計画された。

 区画整理事業はハードの整備。他方で「二葉の里歴史の散歩道」はソフトのプログラム。

 街路、公園、下水道の基盤整備に加えて、「七福神社寺」の選定、巡遊ルートのデザイン、ルート案内板に指定社寺の由緒・縁起の掲示板が<ウワモノ>として、同時に設計・施工されている。

 1)「歴史と平和・緑とやすらぎ」をテーマに巡遊5コースが設定されている。
 2)「緑とやすらぎ」は自然の摂理と自然が生み出した知恵の共生
 3)「歴史と緑」は自然保護と里山の理念で、<人類の思い上がり>を冷却。
 4)「平和とやすらぎ」は<人類の深い迷いを読む>のトレーニング。

 「観光資源」ではなく、なぜに「生涯学習資源」か。
 5)観光資源では、地域の住民が参加しようとしない。
 6)生涯学習資源は地域の住民が<自ら変わろう>とする営為。
 7)生涯学習資源は、「わが事」として、自らを鍛える。

 「観光資源」では「地域は変わらない」。「生涯学習資源」こそ、地域の住民が自主的に参加し、自らの課題として地域で付加価値を創る取り組みに「わが事」として参加する。