660戸、3名の死者=真砂町大火 地域コミュニティ放送200113
 660戸、3名の死者=真砂町大火 地域コミュニティ放送200113.

 そういうことで、来週月曜日の放送は「真砂町大火」。市街地の戸数の三分の一が被災と言う大惨事。



 このマチの歴史のなかで一、二の惨事。一は釧路空空襲=1945年、二は真砂町大火=1901年かと。

 火元は真砂町=南大通、洲崎、入舟、港町を焼き尽くし、類焼を免れるは丘陵地の浦見町に、町はずれの米町のみ。

 火勢はひろがり難をのがれるため、浦見町の高台をめざして丘陵を昇る市民。体を支えるものがなく枯草につかまり、根元から抜け出す始末であった、と。

 当時の額で被災は13万9000円と。明治45年の物価で換算しても14億円にちかい被災。


 
 なぜにそうなった。230棟660戸に人口密集、単独世帯増加の側面。

 大型類焼火災にはマサ屋根、木造壁の非防火住宅。消火システムも未熟で手押しポンプが三台、貯水槽も水道も未設置。

 消防第一番屋も焼失の実際。1月13日、午後6時15分ころから。