琵琶湖舟運をイメージ 国指定史跡鶴ヶ岱茶ランケチャシ跡190418
 琵琶湖舟運をイメージ 国指定史跡鶴ヶ岱茶ランケチャシ跡190418.現地巡見1stは、表題の地点に。



 1)入口の掲示板には史跡所在地点が、独立した「島」であった点の記載。
 2)先端部に進むにつれて「壕=ごう」と呼ばれる、築造物の「溝」を確認。その築造目的、用途を思いめぐらす。
 3)右手にくりだす岬。本多静六博士命名の「襟裳岬」。「ゴマ釣り岬」の名で教養教育の時間に説明があった、と。
 4)西国三十三ヶ所、10番札所ほかの観音像が5体。
 5)北東から南西に至る岸辺には旧釧路臨港鉄道の軌道が今は残るも、3月31日をもって廃止する届けがすでに国土交通省に提出されている。
 6)元はと申すとこの湖面上を石炭輸送の筏が北東からこの岬にむけて、運行していた。その先はと申すと馬の出番。背に石炭の袋をくくりつける「駄送=だそう」の出発地。

 1)掲示板は、この地にアイヌ民族の砦跡を確認したのは大正5年、北海道庁立釧路中学校長の阿部与作氏が発見、と。