官僚の政治家を見る視線 内務次官・湯沢三千男メモ
 官僚の政治家を見る視線 内務次官・湯沢三千男メモ.昨年の8月15日にむけ戦時特集の柱は、この記事ではなかった、か.

 官僚は<民意にそぐわぬ政策=政治家に責任をとらせる>では、ないのだろうか.

 東条英機首相の部下.
 内務次官経験者が、開戦前夜の総理心中を記録していた内部記録.
 道内配付紙でも読んで、当該紙では東条首相の政治家資質にもメモは言及していた点が、報道されたと記憶する.



 そのことを思い出して.
 自分もネットで検索.紙面で知った背景以上のことを知ることができた.検索欄に「東条英機 政治家資質 内務 メモ」.
 こうして記載、検索のところ最初に閲覧は『読売新聞』の報道を紹介したネット記事.
 これが180723付けでアップされていた.「読売がスクープ報道した開戦前夜の東条発言メモが意味する事」という記載.

 『東京新聞』
 その報道は、『東京新聞』に掲載された記事の電子版というのが残っていて、写真のような見出しで流布している.
 自分が見た記事は、すでにネット上では削除=一年を経過されていることが判明.

 奏上の首相.
 陛下が奏上をうけた内容、そのまま認めた.実は月の初旬まで陛下は日米開戦に反意をもって、いたものの、と.
 それだけに意の理解を確認した総理は安堵、これで「既に勝ったということができる」、「微薫を帯び(酒に酔っており)」「陛下に褒められてもいいだろうと語った」と、続く.

 道内配付紙は、さらに.
 首相は政治家として資質に欠ける.そのような趣旨の記載があったと記憶する.時ハ移り、現代.「私は森羅万象を担当」発言に対し、ネットのキツイ記事(写真)が飛び込んできた.
 かくて、旧年8月の報道を思い起こしたもの、で.



 官僚は<国民目線>を視野に、政治家にはモノ申さぬも、<民意にそぐわぬは政治家に責任>をとらせるでは、ないのだろうか.