南部鉄瓶 思い入れ


煎茶を呑むなら 鉄瓶の湯
 日本型生活様式のなかで、茶を立てる、煎ずる、喫するなら鉄瓶.それが鉄則であった、が.

 水が水道水にかわり、思い切り沸騰させてカルキを抜き、冷まして茶では<水>の味わい、旨さはどうでもよくなった、か.

 鉄瓶を購入して2年.
 コーヒーを淹れる、落とすこと控えていることもあるが、主役は交代.
 中古店で1万8000円とかいう鉄瓶.昨夏、定山渓の温泉ホテルの売店では類似品に4万5000円の正札価格.

 コーヒーポットは量販店で1500円.
 1500円と1万8000円の旨さの違い.明確に説明はできない.
 できないが、昨夜の一話.
 函館育ち、帯広住まいの方がお見えになって、「ウワー、素晴らしい」.

 確かに、思い入れてくださる方もおられる.「南部鉄瓶 思い入れ」の一章.

編集 ペン : 鉄瓶でお茶をいれると貧血に良いと言われることもなくなりました。これも時代でしょうか