自分でできるの明確化 大津少年少女合唱団


自分でできるの明確化 大津少年少女合唱団.
 なにげなく入れたチャンネル.
 11月3日放送のNHK「あさイチ presents 熊本の女子高生のお願いに応えてきましたスペシャル」の再放送.

 ちょうどみたところが高校生 西本夏美さんの一言.
 「(被災のため)当たり前のことができなくって,それでの合唱再開だったので」,「歌うことで元気になってくれる人も少なからずいる,と思ったので,そういう人たちのためにも皆で歌って行こうって言って」.

 演奏会のタイトルが、考えさせてくれました.
 「マチを元気にする演奏会をつくる」.自分たちでできる、自分たちだからこそできる、できることをしなければ.
 居ても立ってもおられない真摯な迫力が伝わってきましたねー.



 番組は一少女の手紙に応えて、イノッチ、有働さん、柳沢さんが駆け付けるのである、が.
 フィナーレで歌う定番の「ふるさと」.今年は違った.
 
 「今年は特別な思いを込めて歌いたい曲でした」.「地震の後,避難所やスーパーをまわり歌う活動をしたとき,最も喜ばれたのがこの歌だったから」.

 定期演奏会では指揮を、井ノ原快彦が.
 「12年間、(合唱を)つづけてきて、本当によかったです」と、西本夏美さん.
 
 終わって会場を後にする町民と、握手・涙.

 小さな力かも.しかし、「マチを元気にする演奏会をつくる」の切り込みが、すばらしく大きな力を引き出し、大人も感動させた点.

この演奏会を通じ、新しい団員も増えた.西本さんは有働さんたちに、「良いことがあったのですー!!」.満面の笑み.

 一発大当たり、儲かるか成算があるかでの取組みとは、大違い.