余芸があってこそ 伝統文化の継承


余芸があってこそ 伝統文化の継承.

 「伝統文化の継承」の側面で、「さしこ節 米子・淀江」を訪問した「鬼面太鼓 読谷・渡慶次(とけし)」の交流.

 女子児童が流しの着物で三味線、隣でも男の子が合奏しているのみて、「世に少子化」とばかり申すも、継承基盤・受容階層を担う<大人がいない>では、ないのかと.

 伝統芸の継承.学校教育と社会教育では、なにが違う?.
 地域の指導者の弁.「学校教育では決められたカリキュラム内で履修できないと、キャストをはずされる」.
 「社会教育では習熟差は問題では無い.差があったとしても<待つ>が可能」と.

 余芸.持たぬと恥ずかしいほどではないが、コミュニティの中で<肩身が狭い>がある.
 そのまえに、コミュニティそのものが弱体、深刻なのは<価値>を評価できない「脆弱」が問題では.

 160607放送大学「地域社会の教育的再編ー地域文化の継承と創造 伝統文化の継承(1)」