新潟 北前船
 新潟 北前船。シリーズでの放送北前船。秋田の昆布、酒田の米につづいては新潟。

 新潟は佐渡への渡り口ながら、それは直江津や柏崎が優先、天領経営としては出雲崎がさきかと記憶するが。

 新潟と北前。ここは信濃川水系に阿賀野川水系の河川輸送と北前船の日本海買い積み輸送の結節ということか。

 中心街の古町。花マチとしてのそれは実感がないが、税関とあわせて、どうも安政の開港以降のことではあるまいか。

 番組ではむしろ会津で集められた米を越後に、信州の米を新潟に送る河川輸送に、河川型北前取引(売買+輸送)の様式津川=河港などが成立していた点の紹介が有意義であった。

 木曜日の放送では、モノ、ヒト、文化の交流に「おけさ」と「塗り物」の伝搬と普及。そこのところを丁寧に紹介していたが。