石髙健次著「横田滋・早紀江 闘いを支えるもの」
 130102 『文藝春秋』正月号の特集「激動の90年 歴史を動かした90人」から、次の記載をみつけた。

 石髙健次著「横田滋・早紀江 闘いを支えるもの」で、著者が「少し前、お二人に心の奥深いところまで踏み込んで尋ねたことがある」と書いて、『つらい日々がこんなに長く続き。先に光も見えないのになぜ、いつも品性を保ち凛としていられるのですか』と」問う記載がある(321p)。

 横田早紀江さんは答えたのだ。
 石髙は書く。「ヨブ記という章に目が吸い寄せられた(略)『(横田さんは)死ぬしかないと思っていた私とヨブの姿がダブってきたのです』」、と。
 そこのところに行き着く前に、横田さんの意思を「泣いてばかりいた日、クリスチャンの方が『良かったら読んでみて』と家に聖書を置いていかれた」と紹介している。クリスチャンのひと言が、「(横田さんを)もともと書物が好きだったこともありページをめくってみたのです」と、つながってゆく(321‐322p)。

編集 freehand2007 : 一冊の本の、ひとつの文が、その後の姿勢を変える。このときばかりは、重みを感じました。
編集 ペン : 使命を感じた人と言うのは強いですね。与えて貰うことが当たり前と思っていると人間成長が止まるような気がします。世の為人のため・・それがやがて自分の為巡り巡ってくるのではないでしょうか