メディアは、なぜ
 メディアは、なぜ。タレント政治家の発言を追いかける?。

 橋下・大阪、森田・千葉、東国原・宮崎。地方自治の節目の議論に、タレント政治家がコメントする。
 それを黙認でもないが、追認している地方6団体の代表者たちは団体の公式見解を越えて、個人の意見が一人歩きしている事実を放置しているようでもある。

 IT,http://news.goo.ne.jp/topstories/bizskills/393/2bda729d548685f0eb31d7ccae82b2a3.html
 は、「橋下氏が議論に強い理由の一つ 論理的でない突飛な発言にあり」と、伝える。

 テレビと言うメディアが、出番を与えて視聴率を稼ぎ、視聴率が高ければ「有意義性が高い」と、言いたげであるが、それは誤り。むしろ傲慢ではなか、か。

 テレビが「一億総白痴化」と言われて久しいが、テレビはひたすら「非見識」を臆面もなくさらしているように見える。そこでエリート記者の不見識、思想性不足をばら撒いているかに映るが、気がついていない市民も少なくない。
 でも、投票行動には少なからぬ影響を与えていまい、か。

 タレント知事のひとりというべき東京都知事は、息子の自民党幹事長との間で見解の相違がみられるようになった。
 どっちも、どっちだが。怖いのはその先に、オーソドックスな政治学の役割が、国民から「かい離」していく点である。
 そうでは、ないかい?。