満州 東北
福田和也著「昭和天皇」。『文藝春秋』8月号は、昭和13年9月5日の記載から始まっている。

この年は、映画「愛染かつら」が世を風靡する年なのだそうだ。田中絹代出演の背景を伝える。空前のヒットとは別に、子持ちの看護婦役に田中は、出演をまよったと、ある。

色川大吉も登場するが、「満州での経験は、宮を陸軍の趨勢全般にたいして、懐疑的にした」(428p)とある。押し入れで、古い地図や教科書をよみあさった幼児期を経て、小学校の教科者や地図に「満州」の記載のないのが、不思議であった。

小5のころには、中国の農作物を暗記しながら、「東北地方」としかないのが、不思議であった。担任に聞いたかどうかは記憶がないが、そのうち、理解するところがあって、幼児の時期の知識とつながった。

月刊誌小説を読み、幼児期をおもいだした。