星霜 蛍雪
 年歳の経緯を示す慣用句。星と蛍は夏を指し、雪と霜は冬を案じさせるもの、か。

 漢詩で「十霜」を「10年の冬を過ごして」と解釈していた。
 星霜は一帯のものながら、夏と冬の二つの季節示すものらしい。

 蛍と雪は、わずかな光の形容かとおもいきや、そこには暑い夏と厳寒の冬の感慨を示しているようだ。

 ついでに「咸陽」。都、長安をさすらしい。寡聞を恥じておかねばなるまい。