黄檗山萬福寺

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宇治の後は、電車で「黄檗」という駅に。駅の近くに黄檗宗の総本山・黄檗山萬福寺の伽藍が。

黄檗宗は日本史の教科書に出てくる、江戸時代に開創の禅宗の宗派であることは承知しているが、関係地に足を踏み入れるとは、思いもかけず。

「僧の写真撮影はご遠慮を」と、張り紙があった。宇治市の観光ボランティアの男性が、境内・堂内を案内してくださった。入り口近くに詰め所があって、土曜日・日曜日は来訪の客人を案内してくれるとのこと。

案内も終盤、聴いてみた。「(黄檗宗の)臨済宗や曹洞宗との相違を、どのように説明しろといわれていますか?」。

ボランティアさんは控えめながら、「江戸時代、禅宗がみだれ、本来の姿を失っていたときいています。中国伝来の末流の乱れを、本来の純粋な禅を本邦に定着させるべく、経典の発音、法要の作法、禅の修業、いずれも中国流にそって受け入れようとしたのでは」。

 正統性にこだわったと、受け止めておきたい。