篤姫
 NHK日曜日夜の大河ドラマ。比較的、よく見つづけた大河ドラマであった。

 倒幕、大政奉還、明治維新、版籍奉還、廃藩置県。複雑にして大人数が参加する政治過程をコンパクトに取り上げて、推移が理解しやすかった。

 大河ドラマ特有の戦闘場面が少なく、殺伐とした場面が少なかった。井伊直弼の「桜田門外」、「西南戦争」、「大久保暗殺」もあるには、あったが。

 女性社会が、ホームドラマ風に描かれたり、若手俳優、女優陣のキリリとした配役や演技。

 将軍正室が、政治の局面で小説やドラマで表現された役割を、実際に果たしていたのどうか。「事実は小説よりも奇」とすれば、そのうち新たな史料の掘り起こしの契機になるのかも。

 ドラマ。そういう役割の働きかけがあってもよいか。そう、眺めてはいたが。