遺跡が予知する巨大地震
 遅ればせながら『文藝春秋』11月号を拾い読み。読んだ数編のなかから、「なるほど」。寒川 旭氏の論文。

 遺跡のなかにある液状化現象の痕跡。
 九州は宮崎県沖合いから高知・徳島、紀伊半島を経て伊豆半島にいたる「南海トラフ」に震源地。
 これまで、100年から260年の間隔で南海地震と東海地震がおきているが、記録にない地震の存在が遺跡の発掘結果から、記録が埋められてくるという話。

 これまで残されてきた記録と地震痕跡の記録を照合すると、大規模な南海地震と東海地震が期間をおかずにセットで発生、その繰り返しの時期も100年から150年の期間に発生していることになるーと、言うもの。

 関東大震災から85年。地下では地殻変革のエネルギーが蓄積され、そろそろ変化の局面ということになるのだが

編集 ペン : 遺跡のお話興味深いです。関東勢としては油断が出来ませんね^^