秋から冬に
美味しい物が溢れていた秋から、
ちらちら小雪が舞い始める冬の入り口。

私が友人のお宅に行けば留守だった。
いつも家に居るのにどうしたのだろう。

無性に孤独と寂しさに襲われた。
その時、私は自分を叱った。

何時も後悔ばかり背中にしょって、
どうしたのその位のことで下を向いて馬鹿ね。

何かあると我が愚かさを責めたり、
寂しさに負けそうになる。

美しい珊瑚礁の海へ行きたいけれど、
一人で行っても仕方がない。

土曜日から降り出した雨はずっとやみそうもない。
もっと行動的になった方がいいと悟った。

いつも身構えていたって何も良い事はない。
明日になれば友人に会えるのだから。

昨日の朝、東北の地震津波のニュースを見て驚いた。
午後、津波警報は解除になり、ホッとする。

今日もバラの花咲く散歩道を歩いて行くと、
何時もの黄色いハイビスカスが風に飛ばされそう。

温暖な沖縄も徐々に空気が肌寒くなり、
師走が近くなることを風が教えてくれる。

それでも私は、歩く、歩く、私が掴んだ一筋の道を。
すると消え去ったかのように思えた、
もしやの期待が戻ったような気がする。

そんな私を後から誰かが追いかけて来る。
私を追いかけてきたのは冷たい雨だった。

冬になって暖房なし、湯沸かし器なし、
小雪に入れば雨が多く日差しが弱くなる。

積雪まではいかないから小雪と言うらしい。
金柑や柚子等の柑橘類が黄色く色づく。

寒さが厳しい時も、私は歩く、歩く。
私が掴んだ一筋の道を力の限り。

編集 sakura1205 : yuma ちゃん、お早うさん、有難うございます。嬉しいです^^
編集 sakura1205 : えんさん、いつも有難う御座います。来年の春のことを考えています^^
編集 えんさんに : 一筋の道!何かを掴まれたのですね!グッ!
編集 yuma : さくらちゃ~~ん 寂しくなったらネットね。みんな居るよ