立ち話
ハイビスカスの花の下で生真面目な貴方と
気怠い話題でもいいから立ち話をしたい。

話しの途中で居眠りをした女性のことでもいい。
土曜日を大切に過ごしたい為に。

小6の同級生の貴方と気怠い仕草であってもいい、
立ち話をしたい。

貴方は皆の憧れの優しい優等生だったわ。
何時も机が隣で嬉しかったわ。

私は毎日のようにあがって言いたい事も言えず、
何か問われても真っ赤になって答える事も出来なかった。

あの時の貴方が同窓会で会った頃は痩せ細り、
顔に皺も深く子供時代の面影が消えていく。

それでも彼は優しくて誰にも愛されていた。
私、沖縄に来ているの。

他のお友達も機会があったら遊びに来てね。
沖縄の浜辺で立ち話をしましょう。

明るい日差しを浴びて、
暫く立ち話をしたあと、

今朝、食べたお野菜のこと等、
生真面目な貴方と話し合ってみたい。

私に色々な事を教えて欲しい。
正直な貴方と笑い合えたら嬉しい。

ほら、秋のうろこ雲がじっと見ているわ。
秋風がすーっと半袖の下を通り抜けていく。

川の水が清く澄んでさらさら流れて、
秋って心地いい。

散歩に行く途中、
黄色いハイビスカスの花がいっぱい咲く道で、
いわし雲がずっと立ち話を聞いていた。

雲よ、私を見守って居てね。
私は、心のなかで一言だけ呟いた。

編集 sakura1205 : まこちゃん、お早う御座います^^初恋の同級生や他のお友達や近所の人達、色々な人に話掛けて居ます。独り言です^^
編集 まこちゃん : 今日の日記は誰にむかっているのか?今の主人さんそれとも初恋の同級生哉?詩的な日記は私には書けません。