立秋そして残暑
二十四節気の暦は早くて、立秋も後わずか。
もうすぐ23日に処暑になる事を知り驚く。

台風7号が去ったばかりで既に台風の卵が
日本の太平洋側に2個できている。

老朽化した家を修理もせずにいるまま、
巨大台風が上陸すれば非難しなければならない。

「こんな家を修理してどうする!」勿論、
建て変え等する筈がない。

海辺は土地が安いので二世帯住宅が多く建っている。
隣の家も我が家と築年数が同じで新築住宅を買った事を聞く。

東日本大震災以来、海の近くに住む人は減り、
高台の山が近くにある町の人口が増えている。

我が住む市もアパートの空家が目立つ。
昨夜主人いわく、次女達の住む神奈川に引っ越して
孫達の教育をしたい!言いだし、私は言葉が出なかった。

次女の出産予定は四月、未だ生まれもしない孫を
教育するために神奈川に引っ越すとはおかしい。

長女と次女は同じ団地に住み、助け合い住んでいる。
彼は何故そんな気持ちになったのか、

常識では考えられない事に想いを馳せるだけならいい。
お盆にお孫ちゃんが二人来て可愛いのは判る。

新婚夫婦が初めての子供を父親に任せる訳がない。
「神奈川へ行きたければ行って下さい。」

私は彼が家を出て行くのを止めない。
すると「早くも2年先だよ。」との事。

お孫ちゃんが可愛くてああいう言葉が出たと思う。
まるで子供と同じ自由奔放な人に呆れてものが言えない。

夜空を覗けばぼんやりした満月が見えて嬉しくなる。
満月に、捨てる願いをすれば叶うと言う。

そして新月に願い事をすれば叶うらしい。
私は捨てる願い等無い。叶えたい願いはある。

まだ残暑は厳しく、今夜も26℃の熱帯夜である。