蛍の川
うっそうと茂る山々には清らかな川が流れ、
蛍祭りもそろそろ終わろうとしている。

さらさら流れる湧水を手ですくって一口飲む。
冷たくてとっても美味しい。

昨日は、夕暮れになっても日長で太陽は沈まず、
夕焼け雲に隠れたり顔だけ出したりしていた。

黄色と赤を混ぜたような茜色の西空が眩しく
太陽が出たり入ったりしていた。

やがて梅雨の雨がぽつぽつぽつり降ってきた。
今夜は風が強く木の雨戸をカタコト揺らす。

鷗がキイキイ鳴きながら慌てゝ飛んで行く、
雀や白鷺達もぱっとどこかに消えて行く。

私も外を少し散歩できるようになれば、
畦道や海沿いを見て「綺麗な風景。」呟いてしまう。

近所の親友は夫婦二人で健康の為に海岸散歩をし、
増々元気に暮らしている。

私も今週の検査で目に見えて良くなってきたと、
医師が一番喜んでいた。

あの検査をした直後に正常な臓器が異常に
移っていたのだからおかしい。

別の科の医師いわく、
出血が中々止まらなかったから血流の関係で
こういう風になるかも知れないと聞いた。

医師のせいにはしたくはないから、
私は自分の身体に体力がないからと思いたい。

前向きに少しづつ普通の生活が出来るように、
家事を一つずつ増やしている。

遅くても晩夏迄には元の自分に戻ると信じて、
ゆっくり歩いて行こう。

編集 sakura1205 : ゆっくん、有難う御座います^^ゆっくんは優しい性格のようですね。
編集 ゆっくん : 先ずは ひと安心。ごゆるりと前進して行ってください。いい夢が見られますように。