春深し
昨日の朝、ぽつぽつ静かに降る雨音で目覚め、
表どうりのごみ置き場に可燃ごみを出す。

14℃より体感温度が低く海風が肌寒い。
山々の周りには雲のような白い靄(もや)がかかっていた。

靄は、雨などに山が冷やされ温度の差が生じて
木,草,葉から微細な水蒸気になって上昇する。
それが煙のように見える靄だと知った。

日中は薄曇りの海から冷たい風がひゅーっと吹けば、
瑞々しい柿の若葉がさわさわ揺れていた。

急に遅咲きのさくらんぼが熟し脚立に上がり、
樹木の下の部分だけ、さくらんぼを摘み取った。

昨年、さくらんぼの木を伐採した為に小粒で
今ごろ熟すのは初めてのこと。

様々な用事が出来て1日が長く感じられ、
静岡に帰郷して10日目とは思えない程長い。

帰郷2日目の夜、明日は次女の婚約者家族と食事会だ!
えっ何故もっと早く教えてくれなかったの?
主人の急な話にこの時ばかりは怒った。

大切な人達にお会いするのに軽々しく言われ
怒ったものの、欠席する訳にはいかない

翌日、美容院で朝シャンをして頂き我が家に戻り、
二人で料亭に向かいお婿さんのご家族にご挨拶する。

食事会も無事に終われば直ぐに帰宅して
再び片づけを始めながらホッと胸をなでおろす。

今日で4月も終わり明日から過ごしやすい5月、
陽光にきらきら輝く若葉に緑の風が吹き抜けてゆく。

編集 えむ女 : お二人の関係、ずっとこのままなんだろか?
編集 えむ女 : sakuraちゃまも相変わらず翻弄されてるんだ
編集 えむ女 : ご主人、相変わらずなんだ