夏が来た
9日迄の雨空が嘘のように消えた。
雲一つない真っ青な空。

雨に散った青葉が枯れてかさかさ道端に転がっていく。
小鳥達のさえずりが戻ってきた。

太陽は回りの物をあまねく照らし、
池の水底まで透き通って見える。

私は寝坊して午前6時起床、
猫の額ほどの狭い庭で軽く身体を動かす。

海沿いを散歩する人達に笑顔が戻り、
白浜大浜海岸で海開きになった。

白浜の海の透明度は抜群で水質が良く、
9月まで泳ぐことができる。

我が家の傍の海も、少し波音がいつもより大きく聞こえる。
深夜未明、ふと波音で目覚めた時、

ざざーざざーっと台風が近づくようで、
船の汽笛も全く聞こえない。

大型台風がくるのかしら、嫌な予感がすると
思いながら直ぐに眠ってしまった。

二人で近隣市のアパート駐車場にレンガを並べに行けば、
彼は一緒懸命に並べ、私は草取りしては休憩をする。

それでも朝昼晩の食事は手作りして、
彼と私の食物の一部は変えている。

あっという間に夕暮れ時になれば
鴎は海へカラスは山へと子等の待つ所に帰る。

鴎よ、白鷺よ、鴨よ、さようなら、
また明日会おうね!心のなかで呟く。

編集 sakura1205 : 十六夜さん、いつもコメントを有難う御座います。最後の文章は辞めました。ごめんなさいね。十六夜さんが「しりとり」しているようですが、私の所にも、「しりとり」で投稿してくださいますか。ログ回りできないので、しりとりだけしています。
編集 十六夜 : SAKURAさん、とても偉そうなことを書くようですがお許しくださいね。私はこの日の日記は特に素晴らしいと思いました。それも特に最後の何行かが。ああ、書き留めておけば良かった。私にはとても良く分かるのです。
編集 saura1205 : まこちゃん、お早う御座います。静岡に来て5月6月しか居ませんが、この過ぎた日の風景をさかのぼって風景を思いだしながら前追ってみました。
編集 まこちゃん : 日記の後半、何故5月の話が出てくるんだろう多少きになりますが??