雨の港
港を通っても人もまばらで波音だけが聞こえていた。
岩に座ってじっと海を見つめても、

鴎がキイキイ鳴くばかり。
思いとおりにならない事に心を痛めていた。
私は我儘者だから。

傘を差しても雨は肩を濡らし、
気の弱い私は、差別された辛さに一人で悩む。

波の音を聞けば何か良い案が浮かぶだろうか、
ひたすら波の音を聞いていた。

五感を全て耳に集中させて、
ずっと遠くの海まで眺めていた。

風の音も絶え、
海の色も透明になり、
潮の匂いなど何も分からない。

些細な事で悩む性格はきっと母に似たと思う。
きっと母の胎内で育まれたもの。

明日、浜辺をさ迷えば~口ずさむ。
そろそろ我が家へ帰ろう。

広い海に小さな小さな涙がぽつんと落ちた。
その一粒を心の広い海が拾ってくれた。

港にふる雨は梅雨寒で、
夜になっても強くふり続ける。

鴎は水面に浮かび、
雨音で鳴き声も聞こえない。

編集 sakura1205 : えんさん、こんばんは。こういう散文は書けないので練習します。ゆっくんの文章を読んだらえんさんと同じ文章で不思議に思って居ました。頑張ってくださいね。
編集 えんさん : 散文もお得意ですね^^素晴らしい才能です。私は懲りずにミラーサイト風のをゆっくんので作りました。メディアサイトでも作る予定です。
編集 sakura1205 : ハルさん、いつも遊んで頂き有難う御座います。無理せずにお仕事して下さいね。今日は痛い事をしたので早めに休みますね。主人は昼前から用事で外出し、戻ってうるさく文句を言っています。
編集 sakura1205 : ハルさん、こんばんは。詩は書けないので練習しています。今日は昨年手術した右親指の爪が痛むので整形に行ったら右側の爪を麻酔なしで抜かれました。真坂一度で治ると思った爪が。医師が下手なんだと思うほど安い料金でした。
編集 ハル : だし。がさつ者のわたしには無理。でも私も毎日日記をつけてるので、sakuraさんを真似て詩的に書いてみようかな。 
編集 ハル : sakuraさんはホント 詩人ですね。短歌も素適1
編集 sakura1205 : まこちゃんさん、お早う御座います。詩が書けないので一人で下手な詩を練習してみました。駄目ですね。詩を書くコツが分かりません。いつも有難う御座います。
編集 まこちゃん : まるで詩人のような日記ですね、私には書けないですね。