処暑



8月23日は暑さが和らぐ頃とされる二十四節気の一つ処暑。
暦はどんどん秋へと進んでも連日の暑さは続いている。

もう幾日位厳しい暑さが続いているだろうか。
雨もずっと降らず琵琶の葉等は数枚だけ黄色く枯れてしまった。

最近は、稲穂も随分大きく生育して頭を垂れ、
夕暮れの風にざわざわ揺れていた。

伸びた稲穂を刈り取った田圃で再び田植えが始まるのか、
そんなふうに思っていた所、減反調整をしたらしい。

お米は誰でも作れる訳ではなく自由化されていない。
私は、市の農業組合で減反調整している事を初めて知った。

今迄、農業の経験もなく事情も何も知らなすぎた。
只、農業に携わる方は大変だわ、と何時も思っている。

その点、市職員だった主人は市の事情を色々知っている。
旅から帰宅した翌日からアパートのリフォームを始めて、

炎天下を自転車で朝、昼通い午後6時迄動き回っている。

稲穂が頭を垂れる頃になると台風の襲来になるのが恐い。
少なくとも1週間は台風はこないらしい。

猛暑の地点はいったん土曜、日曜は少なくなり、
前線が徐々に南下する為全国的に曇りや雨になる。

只、月曜日以降は日本を覆っていた高気圧とは違い乾いた空気をもたらし、
蒸し暑さからカラッとした暑さになるらしい。

同じ暑さ続きでも秋の気配を感じる暑さになる。
ちょっと質の違う暑さになるだけでも嬉しい。