藤の花
冷房を余り使わない私が沖縄に来てから、
何処へ行っても冷房が強い為、そこに長時間いた為か、

毎日、咳が止まらず、するべき事が沢山あるので、
身体がだるいのを我慢して外出したり、用足しをしていた。

6年ぶりに高熱が出ていた事も知らずに二つ先の駅の傍に有る
内科に思い切って受診してきた。

その医院は2年前に仮病を使い、風邪薬を頂いた内科の医師で
私の顔を覚えていてくれた。

「今回は本当に熱がありますね。」笑って丁寧に診察をして頂き、
「肺炎にはなっていません。」との事を聞いてほっとして帰宅した。

この街はスーパーも見当たらず、不便を感じていた所に、
主人が、買物に便利な街に1ヶ月後に引っ越したい!
言いだした。

「安いからこのマンションに決めたのでしょう、ここでいいわ。」
断っても彼の意思は固い。

1ヶ月後に再び引っ越しをするかもしれない。
温暖な沖縄も小雨が降る凌ぎやすい日中だった。

その医院の玄関先に「藤の花」が咲いていた事に少し驚き、
本土とは全く季節が違う事を改めて知る。