青い空と青い海
昨日、飛行機が離陸したあと急に空高く上がっても気楽に乗っていた。
ぐんぐん高く上がり海が見えなくなると、
真っ白い雪のような雲と青空だけの世界になる。

何処まで行っても白い雲と青い空だけを3時間位ずっと見ていた。
今度は3回目の搭乗と言う事もあって慣れてきた感じがする。

今迄、バスや電車に長時間乗っても酔った事がなく酔い止めも飲んだ事はない。
あれほど嫌だった飛行機も、翼が大きく揺れても何の違和感もなかった。

四国辺りを通過する頃に、飛行機が飛んでいる場所を現す地図が出て、
鹿児島の上空を飛ばずに真っ直ぐに沖縄に向かい、
規定された空域を飛んでいる事が判る。

鹿児島を過ぎた頃に少しうたた寝をした事に気づき、
横に傾いた首を慌てゝ起きて元通りの姿勢に戻したと思う。
その時の数分が気分を爽快にしてくれる。

空港に降りると、そこは真夏が戻ったような暑さだった。
暑いわ!この街はまだ夏が終わっていないと痛感する。

ゆいレール(モノレール)に乗り換えると冷房で涼しいけれど、
最寄りの駅に降りれば太陽の日差しが強い。

帽子も日傘も自宅に置いて来てしまい、
汗がほとばしる暑さだった。

1階事務所の方に説明を聞いた後、マンションに着くと再び外出し、
街中を少し歩き、安いお店で外食を摂った。

和風の家並みはなく、ビルばかりが目につく青い空と青い海の沖縄、
私が馴染むまでには日数がかかるような気がする。