精いっぱい生きる 
33度の蒸し暑い7月を迎えた。
主人が遠隔地に行くと言うので午前5時起床。

午前6時半過ぎに可燃ごみを出した時、
ラジオ体操をしていた近所の奥様達に挨拶をする。

一人の奥様が、「お宅のご主人様は××へ行くそうね。」
早くも主人から聞いて知っていた。

「貴女も自由に好きな事をしてすごしなさいね。」
私より10才、15才位、年上の人達でお話を聞いて参考になった。

再び、家に戻ると彼は椅子に座って1時間くらい眠っていた。
「お前のせいで遅くなっちゃった。」意味不明の事を言い、
私に謝っていた。

ゲートボールの靴が無い、釣り道具が無い、長袖シャツが無い、
午前10時頃から旅行の支度を始め、結局、
家を出たのは午後4時頃になってしまった。

彼は、後も振り向かずに素早くタクシーに乗り、多分
最寄りの駅から新幹線で東京方面に行ったと思う。

何の苦労も知らずに育ち、
旅行や遊ぶ事の大好きな彼の髪は若い人並みにふさふさし、
とても60代前半には見えない。

こんな人と一緒になったのだから、自由に放っておいた方が得だと悟った。
失敗する事が有っても精いっぱい自分だけの力で生きてみよう。

今月は、中古アパート入居者管理と不動産屋さんとの連絡、
海掃除、歯科通院、検診等が有り、PCを使用出来ない日が有ると思う。

結婚以来、初めて1ヶ月以上も一人で家を切り盛りする事になった。
精いっぱい頑張る気でも、今の心境は無事にすごせるか不安で自信がない。