星も見えない夜 
今朝から強い日差しが降り注いでいた。
厳しい暑さがまた戻った今朝、主人はゲートボールの試合に行き、

昼食を食べ終われば直ぐに再び、ゲートボールの試合に出かけた。
午後3時に自宅に帰るとまた出かける。

まめで33度の炎天下の中を動きまわっている彼の真似は出来ない。
そういう私も炎天下を主人と外出する機会が割と多い。

今日は二百十日で農家の方が田んぼを調べながら
私の顔が会うと会釈をし、私に近寄り話しかけて来た。

私も何か言わなければと、「良いお米ですね。」と言ったら、
「明後日に稲刈りする事にします。」と答えてくれた。

稲刈も色々な条件を考えてする事を初めて知った。
雲もない青空に夕方の風がとっても心地よい。

今夜は、虫の音が賑やかに聞こえる夜の町を一人で歩いても、
星ひとつ見えなくて、涙がとめどなく流れた。

私の足は親友の家の前で止まってしまい、
呼び鈴を押すと直ぐに出てくれ、
少しお話をした後、我が家が心配になり1時間で帰宅した。

家の玄関先に来た時、主人が娘さんを叱っていた。
些細な事を気にして泣くなんて私はなんて弱い人間なんだろう。

以前より主人が私に気遣いしてくれる気持ちが判れば判る程、
頑張らなければと自分に言い聞かせて。。。
もう夜の8時を過ぎてしまった。