波浮の港
♪磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃ帰る 波浮の港は夕やけ小やけ、
明日の日和は やれほんにさ なぎるやら。
伊豆の伊東とは郵便便り 下田港とは
やれほんにさ 風便り。

海岸を散歩しながら知っている部分だけ口ずさむ。
遊び人の主人がまたまた消えた。
ショックと悔しさで 思わず家を飛びだした。

31度と何時もより少し気温が低めで風も吹いていたので、
海岸を歩けば気分転換をして直ぐに嫌な事は忘れてしまう。

親友のお宅に立ち寄り大笑いをすれば元気が出てくる。
毎月の事だから彼が留守の時は自由に趣味に没頭したり、
友達を呼んで呑びり過ごす事にしている。

元気よく鳴く蝉、鳴き声も出ないほど弱々しく鳴きながら
息絶えてゆく蝉、蝉の世界も色々な事が起きている。

人の世界が複雑に絡み合っているのは当然の事だと思う。
楽しい日、苦しい日、笑う日、泣く日が有っても、
自分の信じた道を考え、悩みながら皆頑張って生きている。

私も、この悔しさを忘れて楽しい事に変えたい。
時々、力を抜いていかなければやっていけない。